こんばんは、ぐれ藏です。

先日、空気汚染測定器を購入しました。

毎日持ち歩いて、あちこちで測定しまくっています。

商品について少々気になったことがありましたので書きますね。管理人が購入した機種にはメーカー社名のDienmern表示がないのです。説明書を見ると、液晶画面のすぐ下の部分に表示があります。それと液晶画面の表示が箱に入っていた説明書と違います。

あれ?もしかしてニセモノ??と一瞬思ってしまいましたので、Dienmernのホームページを確認することにしました。

中国の深圳市にある「深圳市朗得力科技有限公司」というメーカーのホームページに辿り着いたのですが、このメーカーが製造販売しているのか、販売だけなのかまではちょっと分かりませんでした。しかし、Amazonのカスタマーレビューに、不具合があったDienmernの商品を販売会社が「ドイツ本国へ送って調べたい」とやりとりしている方がいましたので、もしかすると、製造はドイツでこのメーカーが輸入販売している会社のひとつなのかなという気もします。

機種名:DM106A

こちらが、説明書の画面と同じ製品です。「DM106A」です。

ちょっと分かりづらいですが、HCHOとTVOCが左右に並んで表示されています。

私が購入したのは、こちらの方だったようです。「DM106」という機種です。HCHOとTVOCが縦になっていて、Dienmernの表示なしです。

「DM106A New Version」と書いてありますので、上の画像の製品がマイナーチェンジして画面表示が変わったという感じでしょうか。AQIという空気の質の表示が増えていますが、PMにしか連動していないようなのでそんなに必要性は感じません。測定できる物質など、基本的な機能は同じみたいです。

 ↑ こちらはDienmern表示ありの方の「DM106A」です。

 ↑ カラー表示ではないシンプルなものもあるようです。DM106Aより値段も安いです。こっちのシンプルな方で充分だったかなと思いました。

さて、この数日測定器を使ってみて分かったことがあります。

汗拭きシートによって総揮発性有機化合物(TVOC)とホルムアルデヒド(HCHO)の数値が上がるというのは、前回のブログに書いた通りです。

  前回のブログはこちら→https://gurezo.com/2019/05/24/cs-12/

今回マイクロカプセル入りの柔軟剤を使用している人が汗拭きシートを使ったので測定器を確認しました。TVOCとHCHOの両方が一気に最大値になり、PM2.5, PM10とPM1.0の各粒子状物質も数値が上がりました。

※「AQI=空気の質」表示ですが、HCHOとTVOCが最大値なのに、AQIは「very good」です。PMにしか連動していないようですね。

当然といえば当然の結果なのですが、マイクロカプセルが使用者の身体に付着していて、汗拭きシートを使ったときに汗拭きシートの成分と一緒に揮発して空間に飛散しているということなんでしょう。

毒ガスマスクを装着してなんとか凌ぎました。毒ガスマスクを外すタイミングを測定器で確認していたのですが、TVOCとHCHOの数値が通常の値に戻るまで約90分かかりました。

しかし、各PMの数値はまだ高いままです。職場の事務所が結構狭いせいもありますが、マイクロカプセルと汗拭きシートのコラボはかなり危険だということですね。

化学物質過敏症患者は空気汚染測定器並みのセンサーがあるので、測定器は必要ないかなとも思いました。しかし、汚染された空間で毒ガスマスクをしているときに、測定器の数値でマスクを外す目安として使うこともできると新たな発見がありました。

これからの季節、職場で同時多発汗拭きシートをやられたらと思うとゾッとします。今後はトイレで汗を拭いてもらうように同僚にお願いすることにします。