こんばんは、ぐれ藏です。

先日、量子医学とアーユルヴェーダに興味があり、チョプラ博士の本を読んでいたところ、食べ物のアレルギーを持つ多重人格の人の話がありました。

要約すると、Aの人格はオレンジアレルギーがあり、Aの人格のときにオレンジを食べるとじんましんが出るが、その時アレルギーの無いBの人格が現れるとじんましんがサーッとなくなるという話でした。

身体はひとつなのに、人格によってアレルギーが出たり出なかったりするということです。

アレルギーは体質の問題だと思っていたので、かなりビックリしました。

アレルギーの話なら、化学物質過敏症でも同じことが起きるのではないかと思ったわけです。それならば、化学物質過敏症は治ると確信しました。

そんなとき、ある日公園を歩いていたら、いきなりフローラル系のニオイがして、吐き気とともに反射的にその場から逃げようとしました。強烈な柔軟剤の人がいると思ったからです。しかし、そのニオイは柔軟剤ではなく、そばに咲いていた花の匂いだったのです。

そのとき、何が起こったのかと考えました。脳神経かどこかの器官が柔軟剤と間違えて誤作動を起こしたのか、もしくは柔軟剤に似たニオイだったから自己防衛のための条件反射だったのか。

そこで、今度は神経科学をちょっと勉強してみようと考え、中古で安い本があったので、購入してみました。

化学感覚系の章に「腐った食事の記憶」というコラムのような記事がありました。

その中に「においに対する嫌悪学習」という単語を見つけました。英語で “flavor aversion learning” というそうです。

そこで、”flavor aversion learning” + “multiple chemical sensitivity” とPCで検索してみました。

そうしましたら “Pavlovian conditioning and multiple chemical sensitivity” という医学論文が出てきました。

Pavlovian?パヴロヴィアンてなんやろ?と思って調べたら、なんと!パブロフの犬のパブロフではありませんか!!条件反射を発見したことで有名ですよね。

「パブロフ型条件づけと化学物質過敏症」いう論文ということになります。条件反射と化学物質過敏症に関係する内容だと思われます。

内容はまだ読んでいないので何ともいえませんが、

1、柔軟剤やタバコの有害物質で体調不良が起きた経験

2.においに対する嫌悪学習

3、有害物質をちょっとでも吸うと条件反射により頭痛や関節痛が起こる

以上のように考えられるのではないかと。

公園の花で吐き気がしたのは条件反射だったということですかね…この論文に治療方法が書いてあればいいんですが。

これからもいろいろ調べて試してみたいと思います。

この記事が少しでもお役に立てればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。