こんばんは、ぐれ藏です。空気汚染測定器という物を購入しました。
購入しようと思ったきっかけは、化学物質過敏症の症状がだんだん悪化してきているようで、物置にしている部屋に入ると具合いが悪くなるようになってしまったからです。
将来、住み慣れた自分の家(賃貸ですが)にまで居られなくなるのでは…という恐怖を感じました。化学物質の発生源を特定し、悪い物はどんどん処分して、自分の部屋だけは完全に安全な状態にしておかないと。
配送先を勤務先にしておいたので、職場に空気汚染測定器が届きました。
さっそく実験です。
外観は、テレビのリモコンより短いですが、かなり厚みがあります。電源はUSBケーブルで充電するようになっています。
画面の表示は、上から PM2.5、PM10、PM1.0
HCHO:ホルムアルデヒド
TVOC:総揮発性有機化合物
AQI:空気質の評価
TEMP:気温
HUM:湿度
これらの数値が分かるようになっています。
上の画像は、電子タバコの煙の成分を測ったときのものです。各PMの数値が上がっています。空気質の評価は「Serious=深刻」だということですね。
この画像は、管理人が仕事中に突然目と首の後ろ側が痛くなったので、測定器を見てみたところ、TVOCの数値がバンバン上がっていき、あっという間にMAXまで到達したところです。HCHO値は、0.1mg/m3を超えたので警告音が鳴りました。
管理人は見ていなかったのですが、汗拭きシートを使った人がいたと同僚が教えてくれました。
管理人は自分が揮発性有機化合物に対して過敏に反応するというのは自覚があったので、測定器のTVOC値が上がることは想定内だったのですが、(まさかMAXまでいく程とは思いませんでしたが)驚いたのは、HCHO値まで上がったことです。
汗拭きシートにホルムアルデヒドの成分が入っている!?なぜこんな物が製品化されているのでしょうね。汗拭きシートなんてコンビニでもドラッグストアでも買えますし、中学生や高校生など子どもたちも普通に使っているのではないでしょうか。
化学物質過敏症患者は空気汚染測定器と同じ、もしくはそれ以上のセンサーを持っているといえるでしょう。化学物質過敏症患者が病気なのではなく、こんな毒性のある成分を吸っても何とも感じない大多数の人の方が、ある意味病気なのではないかと思うのですが…
電子タバコ愛用者の同僚が、この測定器の数値を見て驚愕し「電子タバコやめる!」と言っていました。やはり我々CS患者がどれだけ柔軟剤等の危険性を人に伝えても、聞いた方は漠然としか分からないのでしょう。しかし、こうやって数値化した物を見せれば信憑性が増すと思うので、買ってよかったなと感じました。
ひとつ腑に落ちないのは、TVOCとHCHO値がこんな数値なのに空気質が「very good」なことです。CS患者としては、とても「danger」なんですけどね。
※追記
Dienmernの空気汚染測定器は、画面の表示が違う機種があります。
Dienmern空気汚染測定器比較→ https://gurezo.com/2019/06/01/cs-13/