HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略です。

高度な感受性を持つ人のことで、繊細で敏感であるが故に、ちょっとしたことで精神的にも肉体的にもダメージを受けたりします。

自分の場合、特に苦手なものは、大きな音と高い声です。ニオイにも非常に敏感です。あと皮膚感覚は、ベタベタする物やチクチクする物がとても苦手です。

痛みにも敏感で、痛みによって貧血を起こしたことが数回あります。

人付き合いも苦手で、友人の愚痴などを聞くと、後でドッと疲れが出てしまいます。人混みも苦手です。人との距離が近いと非常に不快な気持ちになります。距離が近いだけでも苦痛なので、人とぶつかったりすることが耐えられません。

なので、ひとりが大好きです。

ずっと自分は、大人になり損なったのかなと思ったり、何らかの精神疾患かもしれないとも思ったりしていましたが、HSPの特徴を読んで、これだったのか…!とスッキリしました。

HSPは病気ではありません。一般的な人より感受性が強いだけなのです。

悪いことばかりなようですが、普通なら見逃してしまうようなことに気づいたり、ちょっとしたことで感動します。

夏はトカゲやヘビ、昆虫を見つけるとうれしくなるし、冬は野鳥の美しさに見とれることもしばしば。タヌキやテンなど野生動物に遭遇することも多く、がんばって生きてるんだなぁと、やさしい気持ちになります。爬虫類・昆虫・動物が大好きなので、そんな出会いはとても癒されます。

これは、HSPの特権なのだと思っています。

傷つきやすいし疲れるけど、心がピュアだからこそ幸せなこともいっぱいあります。疲れたら、ひたすら寝ます。